抜歯の麻酔を侮ることなかれ

私が江坂の歯医者で親知らずを抜いた時の話です。去年、ずっと気になっていた右上の一番奥、いつの間にか生えて大きく成長していた親知らずをとうとう抜いてしまおうと決心し、大嫌いな歯医者に行きました。
そのままにしておければ良かったのですが、私の顎は顎関節症ぎみで口の開け閉めに違和感があり、奥の歯があるとますます食べるのに支障が出てきたので 歯科医と相談して抜歯することにしたのです。でも元々痛みに弱いほうなので、始まる前から恐怖を感じていました。

いよいよ麻酔が打たれ、抜歯が行われました。先生はとても優しく、丁寧に説明しながら治療をしてくださったのですが、ぐぐっと押される感じやぬるぬるとした血液の感覚に 心拍数がどんどん上がっていくのが自分でも分かりました。
治療が終わって無事抜歯が済んでも、痛いのではなく恐怖感が消えず、涙が出てきて止まらなくなっていました。麻酔が生まれて初めてだったからだと思うのですが、先生や歯科助手の方にどんなに慰められても涙が止まりません。ティッシュを3箱くらい使ったような気がします。息が止まりそうなくらい泣きじゃくって苦しいと感じたのをよく覚えています。

結局、数時間泣き続けて体力がなくなり、立ち上がることができなくなってしまいました。抜け殻のようになってしまい、車を運転して帰ることができずタクシーで帰宅しました。今思えば一種のパニック発作のようなものだったかもしれません。
あれから私は歯医者に行っていません。